PR

フロンティア軌道論の進展

  • この会議室に新しいトピックを立てることはできません
  • この会議室ではゲスト投稿が禁止されています

投稿ツリー


前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2014/4/7 18:59
take  新米   投稿数: 1
大学時代、有機電子論的な分子の取り扱いになじまず(なにか枝ばかり多くて一貫した原理が無いような印象)、かといって量子論的(軌道論的)な取り扱いもまだまだ学部レベルでは一般的ではなく、また有機溶媒を用いた実験でひどい頭痛が出るので無機化学の世界(プロセス系)へ。院の年には福井謙一教授がHOMO, LUMOのフロンティア軌道論でノーベル賞受賞したわけですが、その後も、有機化学が未だに有機電子論を中心に展開されていることを本雑誌の記事で知ってちょっとびっくり。今後連載で軌道論的取り扱いで有機反応を説明する連載が始まりますので興味が出てまいりました。

「化学」4月号(化学同人)
http://www.kagakudojin.co.jp/book/b166339.html
投票数:0 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/4/11 15:22
公孫硫  スタッフ   投稿数: 13
山本先生が「電子論を軌道論で塗り替える」と豪語されているので、さっそく「化学」の4月号を取り寄せて読んで見ました。

ちょっとがっかりでした。これでは「電子論を軌道論で塗り替える」ことはできないでしょう。有機電子論が(共鳴理論と並んで)理論的にとんでもない代物であることなど、当然のことです。しかし、有機電子論は話を極端に単純化してモデル化することで、紙と鉛筆レベルで予言を可能にしてきました。そして、それは十分に正確なわけです。もちろん、有機軌道論での予言はより正確で意味があることでしょう。しかし、私たちはコンピューターの助け無しにHOMOやLUMOを求めることは(よほど簡単な場合=役に立たない場合、以外は)不可能です。有機軌道論は、辞書無しに話すことのできない外国語と同じで、役に立たないのではないかと思います。

まあ、でも、もう少し連載を読んでみないと分からないかもしれません。気を取り直して5月号に期待しましょう。
投票数:0 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2014/4/12 1:37
こまつ  スタッフ   投稿数: 70
SN2と電子移動反応の違いを正確に説明出来る方であればいいのですが。

こまつ
投票数:0 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2014/4/14 21:12
公孫硫  スタッフ   投稿数: 13
こまつ 様

> SN2と電子移動反応の違いを正確に説明出来る方であればいいのですが。

そういうことは大丈夫だと思いますよ。それに、まずは素反応機構をやるみたいですし。私的には、混成軌道とかσ*軌道とか、そういう実体の無い概念を使わずにSN2を(統一的に)どうやって説明するのか、ミモノです。

 公孫硫
投票数:0 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/4/21 21:08
公孫硫  スタッフ   投稿数: 13
ああああ、結合軌道解析を使うのかあ。それはずるい。共鳴とか混成軌道という概念に含まれる恣意的な成分を取り除くことを期待していたのに。

まあ、線形結合のどれを使ってもいいのはその通りだけれど、先月号と言っていることが違うような気がする。
投票数:0 平均点:0.00
  条件検索へ


PR