化学の広場ホームページ>過去の話題>理科>赤くなったフェノールフタレイン溶液の色がそのうち消えてしまう理由


(2587) 中和滴定について
あいこ
2003/11/19(水) 00:08

はじめまして。あいこと言います。
私は高校1年生です。

今日学校で中和滴定の実験をしました。
目的は水酸化ナトリウム水溶液を使って、食酢中の濃度を知るというものでした。
フェノールフタレイン液を用いて実験しました。

実験はうまく出来て、フェノールフタレイン液を使用したので
透明の溶液が薄ピンク色になったのですが、
時間が経ってくるとその薄ピンク色だった溶液がまた透明に戻ってしまいました。
なぜこうなるのか不思議です。
教えてください。お願いします。


(2588) (Re:2587)
Re:中和滴定について
M&M
2003/11/19(水) 06:32

あいこ さん、こんにちは。

 あいこ(高1)さんではない、高1の あいこ さんですね。

>フェノールフタレイン液を用いて実験しました。

>透明の溶液が薄ピンク色になったのですが、
>時間が経ってくるとその薄ピンク色だった溶液がまた透明に戻ってしまい
>ました。なぜこうなるのか不思議です。

 同じ内容の質問が とよ♀ さんから寄せられています(#2574)。#2576でヒントを出しておきましたので、それをご覧になって考えてみて下さい。それでも分からなければ、もう一度質問してね。



(2589) (Re:2588)
Re2:中和滴定について
あいこ
2003/11/19(水) 18:15

M&Mさん、コメントどうもありがとうございました!!!
早速拝見させて頂いたのですが、まだよくわかりません・・・。
教えてください!!お願いします。
本当に何度もすいませんっ・・。


(2590) (Re:2589)
Re3:中和滴定について
M&M
2003/11/19(水) 18:55

あいこ さん、M&Mです。

 食酢中の酢酸濃度知るための中和滴定のばあい、フェノールフタレイン溶液を指示薬にもちいるのが一番良いのです。それは酢酸が弱酸であり、水酸化ナトリウムが強塩基ですから中和反応は

  CH3COOH + NaOH → CH3COONa + H2O  (1)

となりますが、CH3COONa は弱酸と強塩基の塩ですから一部加水分解して

  CH3COONa + H2O → CH3COOH + NaOH  (2)

イオン反応式なら

  CH3COO- + H2O → CH3COOH + OH-    (3)

となります。(2)または(3)式は(1)式の逆反応ですが、その反応はほんの少ししか進みません。したがって、ちょうど中和した点では溶液は微アルカリ性になっており、それがフェノールフタレインの変色域(pH8.3程度)に相当します。ここまでは予備知識です。

 さて、ちょうど中和したとき溶液はpH8.3〜8.5で、薄ピンク色になっています。実験室には大勢の生徒がいます。みんな生きていますから(笑い)、呼吸をしていますね。そうすると実験室の二酸化炭素濃度は、通常の空気中の二酸化炭素濃度より高くなっています。普通0.03〜0.035%(体積%)ですが、そのときでも蒸留水のpHは pH5.5〜6.0程度に下がっています。なぜ?

 もう分かるでしょう。蒸留水でも空気と接触する時間が長くなると二酸化炭素を溶かして・・・。

 それが大勢の生徒の呼吸で二酸化炭素濃度が高くなっている部屋では、もっと速く、しかも多く炭酸ガスが溶けるのです。だから溶液のpHは、フェノールフタレインの変色域より下がってしまうのです。だからピンク色が消える。それでは、その溶液を少し加熱してみましょう。どうなるでしょうか? もうヒントではなく、全部教えてしまいましたので、この質問には答えて下さいね。理由もちゃんと付けて下さい。



(2596) (Re:2590)
Re4:中和滴定について
あいこ
2003/11/19(水) 22:09

あいこです。
なるほど!!!ご丁寧にありがとうございますっ!!!

その溶液を加熱するとH2Oが蒸発して
溶液中のCH3COONaと溶け込んだ二酸化炭素の濃度が上がって
透明になるんですか??
間違ってたらごめんなさいっ・・・・


(2601) (Re:2596)
Re5:中和滴定について
M&M
2003/11/20(木) 06:48

M&Mです。

>溶液中のCH3COONaと溶け込んだ二酸化炭素の濃度が上がって
>透明になるんですか??

溶け込んだ二酸化炭素の濃度二酸化炭素の溶解度ですね。
気体の溶解度と温度の関係は?





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