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(17229) 化学反応式について
mino
2007年01月27日(土) 16時00分

授業で化学反応式について勉強しています。
そこで、質問なんですが、化学反応式は誰が、いつ頃考え出したものなのですか?
何を調べても乗っていませんでした。どなたか教えてくれませんか?



(17230)  (Re:17229)
Re:化学反応式について
M&M
2007年01月27日(土) 18時16分

mino さん、こんにちは。
学年を書いて下さいね。【化学教育】でも質問されたようですが、こちらでお答えします。【化学教育】での質問は削除して下さい。
>授業で化学反応式について勉強しています。
>そこで、質問なんですが、化学反応式は誰が、いつ頃考え出したものなのですか?
>何を調べても乗っていませんでした。どなたか教えてくれませんか?
 これは簡単な質問のようで、なかなか難しいかもしれません。
化学反応式を最初に発案したのはフランスの化学者ラヴォアジェ(1743-1794)であると思われます。久保昌二著、「化学史」、白水社(1959)p45 によると

「第2に物質不滅の法則と元素の概念の確立によって、定量分析の究極の意義が判然とし、化学方程式が可能となった。このきわめて便利な化学変化の表現法はラヴォアジェによって提案されたもので、ただちに、かれはこれを使って問題を解いていった。たとえば未知の塩をヴィトリオル酸(H2SO4)と共に蒸留した場合を考え、出て来たものが硝酸で、ヴィトリオル・ターター(K2SO4)が残ったとすれば、物質不滅の法則に従い、つぎのような化学方程式を書き下すよって結論が得られる。
  XY + ヴィトリオル酸 → 硝酸 + ヴィトリオル・ターター
  ヴィトリオル・ターター = ヴィトリオル酸 + 固定アルカリ
(中略)
これに類する化学方程式はこれまでの化学文献には見られないのである。」

とあります。年代的には、1789年にラヴォアジェが『化学概説』という著書を出版していますから、その前までに化学方程式(化学反応式)の提案がなされているはずです。もちろん、まだ当時は原子の概念も確立しておらず、化学記号(元素記号)や、化学式もありませんでしたから、上のように「ことば」で表された化学反応式です。元素(原子)記号はドールトンがはじめに提案し、ベルセーリウスによって根本的に変えられ今日の元素記号、化学式の原形が確立しました。1813年ごろです。



(17231)  (Re:17230)
Re:化学反応式について
M&M
2007年01月27日(土) 18時43分

mino さん、M&Mです。
>学年を書いて下さいね。
と書きましたが、【化学教育】を読みなおして気付きました。mino さんは先生ですね。失礼しました。こちらでコメントしましたので、このまま続けたいと思います。



(17235)  (Re:17230)
Re:化学反応式について
mino
2007年01月28日(日) 08時38分

M&Mさんすありがとうございました。
早速月曜日には聞いてきた生徒に答えを返したいと思います。
ここの掲示板の趣旨同様、授業を聞いて不思議に思った、わからないことは何でも聞くよう指導しています。
ようやく生徒たちがどんどん質問してくるようになってきたのですが、それとは逆に返答に困るような質問がたくさんあり、それを調べながら、毎日勉強をしています。
この掲示板は日本化学会から順にたどり着きました。
今後ともよろしくお願いします。





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