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(13315) 酸素と二酸化炭素の混合気体内での燃焼
赤木
2006年01月26日(木) 17時48分

理科の授業の燃焼の実験をみてて思ったのですが
酸素は物を燃やすのを助ける働き(助燃性)があり
二酸化炭素は逆に燃えるのを妨げる働きがあります(二酸化炭素は空気より重いので燃焼中の物質に覆いかぶさり酸素を遮断するから)
ではこの二つの気体を例えば集気瓶に半分ずつ集め二つがよく混ざり合うようにした後
例えば火のついた線香を入れると線香の燃え方はどうなりますか?

僕はこう仮定しました
燃焼はするが燃焼とともに二酸化炭素が発生するため酸素中よりは長く燃焼しない

それとマグネシウムは二酸化炭素中でも燃えますが酸素中と酸素と二酸化炭素の混合気体中ではどちらのほうがよく燃焼しますか?



(13367)  (Re:13315)
Re:酸素と二酸化炭素の混合気体内での燃焼
赤木
2006年01月30日(月) 21時33分

あげます



(13381)  (Re:13315)
Re:酸素と二酸化炭素の混合気体内での燃焼
公孫硫
2006年01月31日(火) 21時46分

赤木 様

>酸素は物を燃やすのを助ける働き(助燃性)があり
>二酸化炭素は逆に燃えるのを妨げる働きがあります(二酸化炭素は空気より重いので燃焼中の物質に覆いかぶさり酸素を遮断するから)
>ではこの二つの気体を例えば集気瓶に半分ずつ集め二つがよく混ざり合うようにした後
>例えば火のついた線香を入れると線香の燃え方はどうなりますか?
>
>僕はこう仮定しました
>燃焼はするが燃焼とともに二酸化炭素が発生するため酸素中よりは長く燃焼しない

「仮定しました」ではなく「考えました」ですね。
二酸化炭素は燃えるのを妨げるわけではありません。何もしないだけです。燃焼が起こっている時には熱が出ていますから、容器の中の気体は激しく対流しているでしょう。ですから、発生した二酸化炭素が下に溜まるとか覆いかぶさるとかいうことは基本的には起こらないだろうと思います。

そうすると、酸素に二酸化炭素を混ぜたら、それは単に酸素が薄まっただけですから、より空気中の燃焼に近い穏やかな燃焼になるでしょうね。酸素中では線香は激しく燃えてあっという間に燃え尽きてしまいます。それが穏やかな燃焼になるのですから、むしろ燃焼は長く続くように思います。

もちろん、燃焼がどれほど起こるかというのは酸素の全体の量によって決まりますが、それは、線香がその容器の中でどれほど短くなれるか、という問題です。酸素を二酸化炭素で2倍に薄めたのですから、線香が燃え尽きるまでの長さ(距離)は半分になるでしょう。しかし、線香が燃える速度が半分以下になったら、燃え尽きるまでの長さ(時間)はかえって長くなるということです。そして、理由を説明するのは難しいのですが、たぶん、燃焼速度は半分以下になります。

>それとマグネシウムは二酸化炭素中でも燃えますが酸素中と酸素と二酸化炭素の混合気体中ではどちらのほうがよく燃焼しますか?

マグネシウムは二酸化炭素の中「でも」燃えることができます。これは、マグネシウムが二酸化炭素から強制的に酸素を奪っているからです。しかし、これはけっして起こりやすい反応ではありません。マグネシウムは酸素の中での方がはるかに簡単に燃えることができます。したがって、酸素を二酸化炭素で薄めたらそれだけ燃焼は起こりにくくなるでしょう。

 公孫硫





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