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(12050) 引き続き中和滴低について

2005年08月31日(水) 14時48分

昨日に引き続き中和滴定の考察なんですが。

中和滴定では、一般に塩基性の物質をビュレット、酸性の物質をコニカルビーカーにいれて実験をしますが、その理由が分かりません。
酸性の物質をビュレットに入れると、コックが酸によって開かなくなるんですか?
逆に塩基性の物質をコニカルビーカーに入れると何がいけないんですか?
教えてください。



(12057)  (Re:12050)
Re:引き続き中和滴低について
伊笠 摩耶
2005年08月31日(水) 19時30分

恍惚(失礼、恍さま、こう入れないとアワトクシマは変換してくれないのです)さま ごきげんよろしゅう

 別にそんなことはないのです。使うサンプルによって,酸の標準溶液を入れる場合も、アルカリの標準溶液を入れる場合もあるのです。
 たまたまお使いになったテキストでの実例が、酸を定量する方が多いというだけのことではないのでしょうか?これは『考察』以前の問題で、きちんとした分析化学のテキストならば、acidimetry と alkalimetry はほぼ同じようなウェイトでのっています。


>昨日に引き続き中和滴定の考察なんですが。
>
>中和滴定では、一般に塩基性の物質をビュレット、酸性の物質をコニカルビーカーにいれて実験をしますが、その理由が分かりません。
>酸性の物質をビュレットに入れると、コックが酸によって開かなくなるんですか?
>逆に塩基性の物質をコニカルビーカーに入れると何がいけないんですか?
>教えてください。

 これは『教えてください』というレベルの問題ではありません!

 こまつさんなどにならっていささか厳しいことを書きました。でもあなたが『携猿類』でなければお判りいただけることと思います。

いかさ まや



(12059)  (Re:12057)
Re2: 引き続き中和滴定について
aromatic Kam
2005年08月31日(水) 20時57分

#12050:
> 中和滴定では、一般に塩基性の物質をビュレット、酸性の物質をコニカル
> ビーカーにいれて実験をしますが、


これはおそらく、指示薬としてフェノールフタレインを用いて、強塩基と強酸または強塩基と弱酸の中和滴定をする場合だけを習った段階での質問なのでしょうね。
それでしたら、中和点でpHが急に9以上になり、溶液の色が無色から赤色になるという変化が見やすいから、というのが答になります。逆の変化ですと、無色になっているのに赤色が残っているように錯覚するから、という説明を見たことがあります。
でも、ビュレットにアルカリ性の水溶液を入れると、活栓が固着しやすいということもありますから、こちらの面から考えますと、逆の方が良いですね。最近のテフロン製の活栓でしたら、構いませんけれど。


== 【化学教育】【情報授業】【情報教育】進行役 ==  aromatic Kam / 嘉村 均



(12060)  (Re:12059)
Re: 引き続き中和滴定について
公孫硫
2005年08月31日(水) 21時44分

>これはおそらく、指示薬としてフェノールフタレインを用いて、強塩基と強酸または強塩基と弱酸の中和滴定をする場合だけを習った段階での質問なのでしょうね。
>それでしたら、中和点でpHが急に9以上になり、溶液の色が無色から赤色になるという変化が見やすいから、というのが答になります。

いや、たとえ見難くても、どちらをビュレット側に入れるかは決まっています。標準物質がコニカルビーカーです。それを使ってビュレットの溶液を標定し、さらに目的の溶液あるいは物質を滴定するのです。

 公孫硫@でいいんですよね、いかさまやさん



(12061)  (Re:12060)
Re: 引き続き中和滴定について

2005年08月31日(水) 22時07分

≫公孫硫さま、aromatic Kamさま

ありがとうございました。

同じ質問を友人に聞いてみた所、水酸化ナトリウムをビュレットに入れる理由は潮解性が関係している、といわれたんですが、これは何のことをいっているんでしょうか。
さっきからずっと考えてるんですが、どうしても分からなくて・・・・。
すみません。



(12069)  (Re:12061)
Re: 引き続き中和滴定について
公孫硫
2005年09月01日(木) 12時33分

恍 様

>同じ質問を友人に聞いてみた所、水酸化ナトリウムをビュレットに入れる理由は潮解性が関係している、といわれたんですが、これは何のことをいっているんでしょうか。

それは、なぜ滴定をするのか、ということと直接関わります。これは、非常に現実的な問題なのです。

たとえば、恍さんが1.000 mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を必要としているとします。水酸化ナトリウムの式量は40.00ですから、水酸化ナトリウム40.00 gを正確にはかりとり、純水で薄めて1 Lとしました。さて、恍さんは1.000 mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を得ることができるでしょうか。

 公孫硫



(12070)  (Re:12060)
Re: 引き続き中和滴定について
伊笠 摩耶
2005年09月01日(木) 13時39分

公孫硫さま ごきげんよろしゅう

>
>いや、たとえ見難くても、どちらをビュレット側に入れるかは決まっています。標準物質がコニカルビーカーです。それを使ってビュレットの溶液を標定し、さらに目的の溶液あるいは物質を滴定するのです。

> @でいいんですよね、いかさまやさん

 おおむね、お書きになったとおりです。通常は標準試薬はビーカーに精密に測り取って、使用する二次標準液の標定をするので、フタル酸水素カリのようになるべく式量の大きなものを使って誤差を減らすようになっています。でも,今の練習実験だとそんなことまでやらしてはくれないでしょうね。それにアルカリの標準物質をキチンと選ぶのは結構大変(酸ならたくさんある)。
 もっとも定沸点塩酸を正確に希釈して標準液を作ることも有ります。

 Warder滴定などは塩酸標準液で炭酸ソーダと重炭酸ソーダの混合物を定量しますが、指示薬は練習実験だとフェノールフタレンとメチルオレンジ(きちんとするなら混合指示薬か電位差滴定)なので、紅から無色が見にくいことはないでしょう。

 いかさ まや



(12073)  (Re:12070)
Re2: 引き続き中和滴定について
aromatic Kam
2005年09月01日(木) 21時03分

あれ、そうすると、私が#12059で書きました、

> 中和点でpHが急に9以上になり、溶液の色が無色から赤色になるという
> 変化が見やすいから、


というのは、高校化学独特のの怪しげな定説ということになるのでしょうか。
そういえば、大学ではそういうことは習ったことはなくて、教員になってから授業をするために身につけた知識だったかも知れません。

いずれにしろ、ご教示ありがとうございました。


== 【化学教育】【情報授業】【情報教育】進行役 ==  aromatic Kam / 嘉村 均





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