化学の広場ホームページ>過去の話題>理科>食品中のゼラチン成分の簡単な判別法


(11770) 食品中のゼラチン成分の簡単な判別法
かがみなお
2005年08月15日(月) 19時46分

小学校3年生の子供がゼラチン・アレルギーということで、食べ物を制限しなければなりませんが、食べ物の中にゼラチンが含まれているかどうかを簡単に見分ける方法はあるのでしょうか? なにか薬品のようなものを垂らすと解るような方法なのですが。どうぞよろしくお願いします。



(11772)  (Re:11770)
Re: 食品中のゼラチン成分の簡単な判別法
aromatic Kam
2005年08月15日(月) 23時11分

かがみなおさん、こんにちは。

> 食べ物の中にゼラチンが含まれているかどうかを簡単に見分ける方法は
> あるのでしょうか?


残念ながら、不可能に近いと思います。
ゼラチンは、ご承知のように、タンパク質の一種です。そして、他のタンパク質にはない特徴もないわけではないのですが(*)、それは、簡単な呈色反応で見分けられるものではありません。
タンパク質一般を検出する方法はあります。例えばビウレット反応という反応は、タンパク質を含む水溶液をアルカリ性とし、硫酸銅水溶液を加えて加熱するものです。タンパク質が含まれていると、紫色を示します。
この反応は、種類は何であれ、タンパク質があれば呈色しますので、ゼラチンだけを検出するというものではありません。他の呈色反応もありますが、同様に、ゼラチンだけに反応するようなものは、ないのではないかと思います。

(*) ゼラチンはコラーゲンからつくられます。これは、構成アミノ酸としてヒドロキシプロリンやヒドロキシリジンを多く含んでいます。この側鎖を検出する簡便な反応があればご希望にかなうのですが。

なお、この話題は、ここよりも【日乗】にふさわしいと思われます。もうすぐ、フォーラムマネージャーが発言を移動してくれるでしょう。


== 【化学教育】【情報授業】【情報教育】進行役 ==  aromatic Kam / 嘉村 均



(11774)  (Re:11772)
Re:食品中のゼラチン成分の簡単な判別法
桑嶋幹
2005年08月16日(火) 00時21分

桑嶋です。

ゼラチンは食品アレルギー成分のひとつとして認定されて
いるのですが、表示義務はないんですよね。確か、表示を
推奨するというカテゴリに入っていたと思います。





Copyright© 2007 FCHEM All rights reserved.