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(1888) 左右の定義
リリーマルレーン
2005年02月21日(月) 00時19分

あるサイトに普遍的な左右の定義は困難であるという話題が出ていました。北に向かって、東が右、西が左という定義は、東西南北の決めかたに問題があるので使えないとか、電子ビームが磁界によって曲がる方向で左右を定義しようにも、磁力線の向きにはNSが絡んでくるので駄目とかいう論調でした。普遍的な左右の定義は難しいのでしょうか?
(小生、高校程度までの理科については理解できるつもりの社会人です。52歳)
この左右定義問題が過去に既出でしたらご容赦願います。



(1892)  (Re:1888)
Re:左右の定義
イルカ
2005年02月21日(月) 18時36分

リリーマルレーンさん、イルカです。
 地球上では少なくとも、そんなことはないでしょう。
 数学で、x軸、Y軸、Z軸を定義するように定義してしまえばよいだけですから。

 多分、「普遍的な左右の定義」という質問の趣旨は宇宙の異性人に左右を教える方法のことだとすると、難しいと思われるのかもしれませんが・・。
 これも意外と簡単で、私たちの宇宙自体が角運動量を持っていますから、それを右とすればよいだけかと。

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(1893)  (Re:1892)
Re2:左右の定義
リリーマルレーン
2005年02月21日(月) 20時00分

イルカさん、ご返事ありがとうございます。具体的にはどうすればよいのか、もう少し解説を続けていただけませんか?お願いします。

>x軸、Y軸、Z軸を定義するように定義してしまえばよい。

原点から上方にY軸、右側にX軸という定義では、「右」を使ってしまいますが、「右」を使わずに座標軸をどう表現するのかわかりません。


>宇宙自体が角運動量を持っていますから、それを右とすればよい。

角運動量を持っていても、銀河平面の表裏というか、上下が決まらないと、表(上)から見た右回りも、裏(下)から見れば左回りになってしまいそうですが・・・



(1894)  (Re:1893)
Re3:左右の定義
イルカ
2005年02月21日(月) 23時19分

リリーマルレーンさん、イルカです。
 この話題は、SFでも時々見かけるテーマですね。
 同じ地球人どおしなら、たとえロゼッタストーンがなくても、マヤ文字のようになんとか翻訳は可能でしょうが、共通点を持たない宇宙人との意思の疎通のためには、ロゼッタストーンや暦のような何らかの共通な話題が必要です。
 もっとも有望なのは「元素配列」と言われますが、確かに左右の定義は難しいと思います。しかしながら、この宇宙全体が、その理由はわかりませんが回転をしていますから、その方向で持って左右を定義することは可能でしょう。
 それでも宇宙のどちらを上にするかといわれたら・・それは実は関係ないのです。
 なぜなら、左右は相対的なものですから、宇宙語で「左」と言っているものが、地球では右であって、なんら矛盾は生じないからです。もし出会って、それが違えば辞書に「右(宇宙語:名詞) 意味:右」とすればよいだけです。
 このあたりの理解は難しいかも知れませんが、たとえば私たちはこのを赤と表現しますが、あなたの頭の中でそれがどんな色に見えているかが、私の頭の中で見えている色と同じであるという証拠は何一つありません。私の頭の中では、あなたの頭の中では青と表現される色なのかもしれませんが、それが「絶対的な赤色」であるのです。

 なお、左右については、元々の出展を忘れましたが、原子自体の持つ性質で左右は絶対的な性質として持っている・・という論文を読んだことがあります。地球上の生物が左旋性化合物が主流なのは偶然ではなく必然という話だったと記憶しています。(読み流したのでなんだったかは不明)
 また、ラセミ体から特定の方向性の化合物を選択して合成する反応も何かあったと記憶しています。

 その意味でも、絶対的な左右も化学の知識で持って決めることができるかもしれませんね。

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(1895)  (Re:1894)
Re4:左右の定義
リリーマルレーン
2005年02月22日(火) 01時15分

イルカさん、ありがとうございました。
左右を普遍的に定義することは困難だが、たとえ定義できなくとも、自然科学としては困ることはなさそうですね。観測者がいて、A・Bの2地点があれば、「左・右」が生じますが違いが区別できれば、どちらを右と言おうが、左と言おうが、一定の決まりを事前に設定しておくだけで充分。地球上で人類が共通認識として「右は北を向いたときの、日の出の方向」と一義的に決めれば済みます。この定義を地球外生命体に、逆に伝わったとしても、一切支障は出ません。

わからないながらも、理解が深まりました。



(1896)  (Re:1895)
Re5:左右の定義
伊笠 摩耶
2005年02月22日(火) 13時14分

リリー・マルレーンさま
イルカ さま
へやのみなさま ごきげんよろしゅう

 ずいぶん前になりますが『数理科学』という雑誌が『右と左』という特集を組んだことがあります。そのなかにこのはなしがたしかのっておりました。
 (なお、手前どものハンドルネームの由来もこの中にあります〕



>左右を普遍的に定義することは困難だが、たとえ定義できなくとも、自然科学としては困ることはなさそうですね。観測者がいて、A・Bの2地点があれば、「左・右」が生じますが違いが区別できれば、どちらを右と言おうが、左と言おうが、一定の決まりを事前に設定しておくだけで充分。地球上で人類が共通認識として「右は北を向いたときの、日の出の方向」と一義的に決めれば済みます。この定義を地球外生命体に、逆に伝わったとしても、一切支障は出ません。


いかさ まや



(1897)  (Re:1888)
Re: 左右の定義
Zolack
2005年02月22日(火) 22時36分

リリーマルレーンさん、皆さんこんにちは。

右左の定義などに興味があるのでしたら、
「新版 自然界における左と右」マーティン ガードナー(著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4314005769/qid=1109078488/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/249-3396225-6759500
が楽しく読めるのではないかと思います。





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