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(503) エチルエーテルの生成の確認法は?
後藤昌紀
2004/09/22(水) 18:45

演示実験で次のようなことを行いました。

まず、18mm口径の試験管にエタノール3ml、硫酸3ml、
沸騰石を入れ、長井ガラスの誘導管を通して、氷冷させた
試験管の底まで導く

試験管ばさみで試験管をハサミ持ち、ハンドバーナーで加熱する。

白い煙のようなモノが発生し、それが試験管にたまる。
(この煙のようなモノがジエチルエーテル)

加熱を続けてくるとエタノール+硫酸が黄色くなってくるので、素早く
水槽に誘導管を入れると同時に、ジエチルエーテルの方は
揮発しないようにゴム栓(NO2)をする。

そして、水上置換で試験管2本に今度は気体を採集する。
(2本取るのは予備用)

誘導管を水からだし、火を消す。

この時加熱しすぎると二酸化硫黄が出てくるので注意

という流れで、教科書に載っている130℃でジエチルエーテル
170℃でエチレンというのをやりました。

においからするとジエチルエーテルはかなりとれたと思います。
エチレンの方は日を近づけると一瞬ですが赤く燃え
また、臭素水を脱色します。(教科書どおりです)

ここで問題があります。ここで発生したジエチルエーテルを
演示で確かめる方法はないでしょうか。

においをかげば分かりますが、化学物質過敏症の生徒がいた
とするとそれは難しいです。

エタノールからエーテルを取り出したのだから、
ナトリウムとの反応で見る。

と考えてやってみたところ、とれた液体のほとんどが
エタノールでジエチルエーテルはほんのわずか、
ナトリウムはよく反応しました。

水を加えて油層ができるというのを見せても、
生徒は「みえない」
でした。(以前、有機物は水に溶けないという話を
したときはヨウ素を使ったのですが今回、有効なのかどうか
分からなかったので行っていません)

皆さんはどのように行っていますか?




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