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(15) 医薬品の構造式 --その描き方と読み方--
チビマル
2003年08月31日 日曜日 11時01分


【題名】 医薬品の構造式 --その描き方と読み方--
【著者】 野上靖純 (のがみ・やすよし)
【出版社】 南江堂
【ISBN No.】 4-524-40202-0
【出版年月日】 2003年8月1日
【価格】 本体2.500円+税

【目次】
1 薬学と化学構造式                        1

2 有機化合物をつくる炭素の構造                 11

3 構造式にもいろいろある                    19

4 構造式による異性体の表示                   39
  4.1 構造異性体
  4.2 立体異性体
  4.3 互変異性体
  4.4 共鳴混成体

5 医薬品を構成するパーツ                    67

6 医薬品の構造 --基本骨格の特性--                73
  6.1 鎖状骨格
  6.2 環状骨格

7 医薬品の構造 --官能基の特性--                 87
  7.1 ハロゲン基
  7.2 ヒドロキシ基
  7.3 エーテル基
  7.4 カルボニル基
  7.5 カルボキシ基
  7.6 エステル基
  7.7 アミノ基
  7.8 アミド結合(カルバモイル基)
  7.9 ニトロ基
  7.10 硫黄官能基

8 複合官能基の特性                       133
  8.1 アミノ酸
  8.2 ヒドロキシ酸
  8.3 ケト酸
  8.4 サルファ剤

9 ステロイド類の構造                      147
  9.1 性ホルモン
  9.2 副腎皮質ホルモン

10 抗生物質の構造                       153

11 ビタミン類の構造                      161

12 生体分子の構造                       169
  12.1 糖類
  12.2 タンパク質
  12.3 核酸

セルフチェック問題の正解と解説                  189
あとがき                             197
索引                               199

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 本書は薬学部1年生のために書かれた,有機化学の入門書です。5章にて官能基をパーツとして覚えさせよう,というふうに工夫が凝らされた本です。理工農などの学部で有機化学を学んだ人から見ると,いきなり物質名が日本薬局方名で書かれていることに驚くかも知れません。国家試験がそうだから,ある意味仕方がないのですけれど,逆に薬剤師になったとたんに薬の商品名を覚え直さないといけないという矛盾も考えるべきではないかなと思います。

# 南江堂『今日の治療薬』だとか医学書院『治療薬マニュアル』の中に付録としてついている「処方せんの書き方」なんかを読む度に,患者の立場として,ため息をついてしまったりします。(^^;)やな患者……









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